
「行政書士の勉強を始めようとしてるけど、通学講座は必要?」
「通学講座って高額なイメージあるけど、どんなメリットある?」
行政書士の勉強を始めようとしている方なら、おそらく一度は通学講座に通う事を考えた方もいるのではないでしょうか。
行政書士の資格勉強といっても、独学から通信講座、通学講座まで、様々な選択肢があります。
今回はこの記事では、様々な選択肢のうちの一つである、「通学講座」について、そのメリット・デメリットや、向いている人、はたまた向いていない人を掘り下げて解説していこうと思います。
独学で試験に臨んだ場合や、通信講座を利用した場合のメリット・デメリット等は、以下の記事で紹介しておりますので、この記事と合わせて読むことで、何がより自分に合っているかヒントが掴めるはずです。


また、以下の記事では、話題の予備校(通学講座)を7校ピックアップし、それぞれ詳細に解説しています。
数あるオプションから予備校を精査したいという方は、是非チェックしてみてください。

<以下の事項に当てはまれば、この記事が参考になります>
●通学講座の利用を検討している
●行政書士試験の勉強を始めようとしているが、どのように勉強を進めればいいか迷っている
●独学で勉強を始めたが先が見えてこない
Contents
行政書士試験合格を通学講座で目指すメリット
それでは早速、通学講座で行政書士試験に挑むメリットを以下に紹介していきます。
時間を大幅に節約することができる
これは、通学講座だけでなく、通信講座等にも言えることですが、独学で勉強を進めていった場合と比べると、多くの時間を節約することができます。
独学で勉強を行った場合、自分で勉強法に関する情報の取捨選択を行ったり、正しい勉強法を確立しなければなりません。そして、それらには多くの時間を費やす必要があります。
通学講座では、長年のノウハウの詰まった勉強法が既に確立されています。
そして、熟練講師による講義を受けながら、そのノウハウの詰まった教材で勉強することができます。
なので、自ら勉強法を手探りで探していくのに比べれば、通学講座は圧倒的に効率的であり、より少ない時間で合格を目指すことが可能です。
時間は大切です。人生の中で、時間は何よりも貴重な資産になります。
通学講座を受講するということは、お金を払って、何よりも貴重な時間を買うという事と同じなのです。
講義をライブで受けることができる
生講義を拝聴できるという事は、通学講義の特権です。
動画講義を見ながら自宅で勉強するのと、実際に教室に出向き講義をライブで聴くのでは雲泥の差があります。
ライブ講義の緊張感や、実際に教室で勉強することによって引き出される集中力は、動画講義で体験することはできません。
通信講座の動画講義を自宅で勉強する場合、なかなかメリハリがつかず、スイッチが入らないこともあります。
一方、ライブ講義の場合、その緊張感のある教室に入ってテキストを開く行為によって、頭は一気に集中モードに切り替わります。
その場所に行き、ある行動をすることによって、頭が「今だよ!」とスイッチを入れるのです。
このように、生の講義を見ながら勉強するということには、大きなメリットがあります。
以下で紹介している、【LEC東京リーガルマインド】は、老舗の大手予備校です。
行政書士講座で有名な横溝先生がいることや、質の高い講義でも評判高いので、興味のある方は以下の記事をご覧ください。

分からないことはすぐに質問することができる

通学講座の場合、分からないことがあった場合はメモなどに取っておき、講義の後などに、すぐに質問することができます。
更に場合によっては、教室にいる他の生徒と疑問点を確認しあう事も可能で、その点も大きなメリットになります。
一方、独学の場合はもちろん、通信講座の場合はそのようにはいきません。
そもそも質問を受け付けていない講座もありますし、受け付けていたとしても、解答を受け取るまでに一定の時間がかり、ラグが生まれてしまいます。
分からないことや気になる事に対し、直ぐに確認ができるというのは通学講座ならではのメリットです。
以下の記事で紹介している、通学講座で有名な伊藤塾では、講義担当講師とパーソナルトレーナー講師の二人の講師から、学習内容や勉強の進捗状況まで、個別にサポートを受けることができます。
直ぐに質問ができる環境で、安心感をもって勉強を進めていきたい方は、個別サポートが充実している伊藤塾の記事を見てみる価値はあると思います。

勉強仲間を作ることができる
通学講座では、独学や通信講座ではできない、勉強仲間を作ることができるメリットがあります。
教室では、実際に他の生徒と共に机を並べて勉強することになります。しかも、その教室に集まっているのは、自分と同じ志を持つ人たちです。
ひょっとしたら勉強だけでなく、プライベートでも交流ができる仲間が見つかるかもしれません。
さらにその中には、試験合格後に行政書士として独立を目指している人もいるでしょうから、あなたが試験合格後に開業するつもりであれば、人脈作りの場としても捉えることができます。
もちろん良い関係を築くことが前提になりますので、面倒くさそうな人とは距離をおくのが賢明です。
行政書士試験合格を通学講座で目指すデメリット

それでは今度はメリットに続いて、以下には通信講座を受講するデメリットも紹介していきます。
費用が高額
通学講座は、通信講座と比べても費用がかなり高額になります。
通信講座の受講料は数万円~という所がほとんどですが、通学講座は十数万円~数十万円といった値段設定で、通信講座と比べるとどうしてもハードルが高くなってしまいます。
通学講座の高額な受講料は、他の通信講座等では追随することのできない付加価値があることの裏返しでもあるのですが、やはり価格差が大きく開いてしまうと、どうしても値段を見てしまいます。
なので、予算が多くない人や出費をできるだけ抑えたい人は、通学講座ではなく、通信講座や独学で合格を目指すのが良いかもしれません。
以下で紹介している通信講座スタディングは、スマホで試験勉強を完結できる次世代型の通信講座で、その受講料も、他の通信講座と比べても最安値圏にあります。
通学講座が高くて受講が難しいという方には、もしかしたら適している通信講座かもしれません。興味があれば覗いてみてください。

通学が大変
これはそもそも論なのですが、通学講座は文字通り教室に通わなければなりません。
時間が有り余っている学生ならまだしも、忙しい社会人の方などには、毎週決まった時間に教室に足を運ぶのは相当ハードルが高いと思います。
実際、多くの予備校はWEB受講コースも共に提供しているのですが、予備校のWEBコースは通信講座に比べて割高です。
僕個人的には、予備校の講義を受講するのであれば、通学講座を受講しないと、本当の意味で予備校の講座を受けるメリットを享受できないのではないかと思っています。
なので、実際に通学して講義を受講しなければいけないということは、日々忙しく時間が限られている人にとってはデメリットになり得ます。
通学講座の受講に向いている人
上記では、通学講座を受講するメリット・デメリットを解説していきましたが、ここではそれを踏まえて、通学講座の受講に向いている人を紹介していきます。
費用はともかく、絶対合格したいという人
通学講座は他の講座に比べてかなり割高になりますが、それでも短期間で絶対に合格を勝ち取りたい!という方は、通学講座が合っています。
確かに通学講座は受講料は高いですが、それに比例して、他ではない多くのメリットがあります。
値段はともかく、万全な体制で試験に臨みたいという方は、是非通学講座を受講して合格を目指すことをお勧めします。
試験勉強をしながら、その後の人脈も作っていきたいという人
上記のメリットのところでも紹介しましたが、通学講座では、多くの勉強仲間ができる可能性があります。しかも、皆行政書士試験に合格したいという、同じ志を持った仲間たちです。
あなたがもし試験合格後に開業を見据えていて、試験勉強をしながら、将来活きてくるかもしれない人脈を作りたいのであれば、通学講座はその恰好の場所になり得ます。
試験勉強もしつつ人脈も作っていきたい欲張りな方には、通学講座は向いています。
一人で勉強するのはモチベーションが上がらない人
一人でもくもくと勉強を進めるより、勉強仲間と、互いにモチベーションを高めながら勉強していった方がパフォーマンスが上がる!という人は、通信講座をお勧めします。
勉強仲間を作れるのは、通学講座の特権です。
一緒に勉強している周りの人が、模試で自分より良い成績を叩き出していることがわかると、焦ると同時にアドレナリンが湧きだします。その感覚は、一人で勉強していると味わうことができません。
もしあなたが孤独に勉強するよりも、志同じ仲間と勉強した方がモチベーションが上がる人であれば、迷わず通学講座をお勧めします。
通学講座の受講に向いていない人
出費をできるだけ抑えたい人
特に通学講座は割高だし、高額な出費はできるだけ避けたいという方は多くいると思いますが、やはりそのような方には通学講座は向きません。
一切お金は使いたくない!という方は独学でがんばるしかありません。
しかし、通学講座は高いから無理だけど、費用も抑えてできるだけ最短で効率よく合格したい、という方は通信講座が向いているかもしれません。
以下の記事で紹介している通信講座フォーサイトは、受講生が万が一不合格になっても、費用が無駄になってしまうことが無いように、受講料の全額返金保証を採用している通信講座です。
通学講座に比べると受講料金も安いですし、全額返金保証を採用している通信講座もほとんどありませんので、興味のある方は覗いてみるといいと思います。

短期的な目標は無く、気長に勉強して合格を目指す人
もしあなたが、効率よくできるだけ短い期間で合格を勝ち取りたいのであれば、是非通学講座を受講することをお勧めします。
しかし反対に、特に短期で合格する目標は無く、趣味程度に勉強をして自分のペースで合格を目指したいという方は、お金も勿体ないので、通学講座を受講する必要性は特にありません。
独学であっても、気長に勉強をして、それなり時間をかければ合格することはもちろん可能です。
なので、長期目線で自分のペースで勉強したい方は、通学講座ではなく、独学で頑張ってみてください。
以下には、僕が独学で行政書士試験に合格するまでの道のりや、勉強法を書いた記事を貼っておきますので、興味のある方は読んでみて下さい。


まとめ
今回は、行政書士試験合格のために通学講座を受講するメリット・デメリットや、通信講座の受講に向いている人・向いていない人をそれぞれ解説していきましたが、自分に通学講座が合っているかどうか、何かヒントを得られたでしょうか?
この記事を読んで、通学講座に興味が出てきた方や、他に自分の合う道を見つけられた方がいれば幸いです。
それでは最後に、今回の記事の要点をまとめました。
<行政書士試験合格を通学講座で目指すメリット>
●時間を大幅に節約することができる
●講義をライブで受けることができる
●分からないことはすぐに質問することができる
●勉強仲間を作ることができる
<行政書士試験合格を通学講座で目指すデメリット>
●費用が高額
●通学が大変
<通学講座の受講に向いている人>
●費用はともかく、絶対合格したいという人
●試験勉強をしながら、その後も人脈を作っていきたいという人
●一人で勉強するのはモチベーションが上がらない人
<通学講座の受講に向いていない人>
●出費をできるだけ抑えたい人
●短期的な目標は無く、気長に勉強して合格を目指す人