「行政書士の勉強を始めたいのだけど、通信講座は必要?」
「行政書士なら独学でもいける?」
行政書士試験の勉強を始めようとしている方、もしくはもう既に勉強を始めている方なら、上にあるような疑問を抱いたことはあるのではないでしょうか。
独学で臨む、通信講座を受講する、はたまた通学講座に通う等、一口に行政書士試験の勉強をすると言っても様々な選択肢があります。
僕自身、最初に行政書士試験の勉強を始めようと思った時に、どのような方法で勉強を進めていこうか悩みました。
結局、僕はお金がなかったので、独学で挑むことに決めました。
しかし、もしあの時通信講座を受講していたら、あんなに苦労はしなかったのかも・・・と思ったりもします。
そこで今回この記事では、そんな悩めるあなたに、通信講座を受講するメリット・デメリットや、通信講座に向いている人や向いていない人を解説していこうと思います。
この記事を読めば、自分が通信講座を受講した方が良いか、または他の選択肢を検討した方が良いか、ヒントが掴めるはずです。
また以下には、「独学」で行政書士に臨むメリット・デメリットの記事と、「通学講座」で行政書士に臨むメリット・デメリットの記事も貼っておきますので、併せて読むとより参考になると思います。


<以下の事項に当てはまれば、この記事が参考になります>
●行政書士の勉強を始めようとしているが、どのように進めればいいか迷っている
●独学で勉強を始めたが、先が見えてこない
●通信講座が自分に合っているか知りたい
行政書士試験合格を通信講座で目指すメリット

それでは早速、行政書士試験合格を通信講座で目指すメリット紹介していきます。

思考停止状態で、ひたすら突き進むことができる
この見出しだけではメリットをイメージしづらいかもしれません。
要は、通信講座を受講した場合、独学の時のように、ネット上などの多くの情報を取捨選択しながら、自ら多くの時間を費やして勉強法を確立する必要はもうないのです。
通信講座では、長年のノウハウの詰まった勉強法が既に確立されており、そのノウハウの詰まった教材を使って勉強することができます。
勉強法が確立されており、そのための教材や準備が整っているのであれば、後は簡単。余計なことは考えず、ひたすらそれをやり込めばいいだけです。
独学の場合は、そもそも進むべき道が明確ではないので、手探りでその道(正しい勉強法)を探していく必要があります。よって、回り道をしてしまうことが往々にあります。
通信講座であれば、進むべき道が最初から見えています。なので、ある意味思考停止状態となり、ひたすら勉強に励むことができます。
時間を大幅に節約することができる
通信講座を受講した場合、独学で勉強を進めていくことに比べて、時間を大きく節約することができます。
上でも少し説明した通り、独学だと情報の取捨選択や、正しい勉強法を確立するまでに多くの時間を要します。
極端な話、通信講座を受講していれば、600時間の勉強時間で試験に合格することができるかもしれませんが、独学の場合1000時間を費やしても合格できないこともあります。
それほど独学は時間効率が悪く、反対に通信講座は効率がとてもいいのです。
時は金なりです。人生で時間は何よりも貴重な資産になります。
もし、通信講座に費やせるお金の余裕があるのであれば、お金で時間を買ったあなたの判断は正解です。
場所・時間を問わず、自分のペースで勉強を進めることができる

通信講座はその名の通り、送られてくる教材を使って勉強する為、通学講座のように物理的にどこかへ出向いていく必要はありません。
更に、今は多くの通信講座が、講義をスマホでも視聴できるように配信していますので、スマホさえあれば何処でも勉強を進められることができます。
また、スマホで講義を視聴できたり、学習アプリが使えるようになると、通勤時間や家事の最中などのスキマ時間をより有効につかえるようになります。
もちろん、カリキュラムや受講スケジュールは存在しますが、場所や時間を問わず、自分のペースで学習を進められるという事は大きなメリットです。
(通学講座に比べて)費用が安い
通信講座は、通学講座に比べて圧倒的に費用が安いです。
通信講座の受講料は数万円~という所がほとんどですが、通学講座は十数万円~数十万円とかなり高額です。
このように、受講のハードルは通信講座の方が断然低くなります。
しかも、講義のクオリティ自体は通信講座も充実したものになっていますので、そんなにお金をかけずにプロの講義を受けたいという方は、通信講座一択になるでしょう。
合格ノウハウの詰まった教材を使えて、かつ実績のあるプロの講義を受けることができる。しかも費用もリーズナブル。これが、通信講座の強みです。
以下の記事で紹介している通信講座クレアールは、通信講座の中でも大変リーズナブルな通信講座です。無料で資料請求もできますので、よかったらご覧ください。

安心を買うことができる
通信講座の場合は、既に受講生が合格の為に進むべき道が示されています。これは、精神衛生上かなり良いことなのです。
例えば、独学で勉強する場合は、実際に自ら試験に合格してみて、初めてその勉強法が正しいことを証明することになります。
合格ができれば良いのですが、試験勉強をしている最中は、暗闇の中をひたすら走り続けるようなものです。試験勉強中は孤独感や不安に苛まれるのは避けられません。
しかし通信講座は、そのような不安をある程度は払拭してくれます。
過去に多くの受験生を合格に導いた実績がありますし、自分と同じ教材とカリキュラムを用いて勉強する人も大勢いるからです。
通信講座を受講するということは、ある種安心を買っているとも言えるでしょう。
行政書士試験合格を通信講座で目指すデメリット
費用は掛かるが、合格の保証はない
これについてはどの通信講座や通学講座でも言えますが、それなりに出費をして講座を受講しても、合格の保証はどこにもありません。
結局は自分次第、と言ってしまったらそれまでなのですが、講座はあくまでも合格の近くまで導いてくれるツールであり、最後にそれを掴み取るかは自分にかかっています。
たまに、教材を揃えただけで満足してしまう人がいますが、講座も受講しただけで、大して復習もせずに怠けていれば合格することはできません。
結局、その有料の講座をどれだけ有効に使い倒せるかは、自分次第なのです。当然ですが、有料講座といえども合格の保証はありません。
以下の記事で紹介している通信講座フォーサイトは、受講生が万が一不合格になっても、費用が無駄になってしまうことが無いように、受講料の全額返金保証を採用している通信講座です。
全額返金保証を採用している通信講座はほとんどありませんので、興味のある方は覗いてみるといいと思います。

(通学講座と比べて)一人で勉強を進めていくため、孤独を感じやすい
通信講座は、基本的に教材が送られてきて、それをカリキュラムに沿って自ら勉強を進めていく講座になります。
通学講座とは異なり、特に勉強仲間もできるチャンスはなく、その点は独学と変わらず、一人でもくもくと勉強をしていく必要があります。
確かに、基本的に試験勉強は一人でするものですし、孤独な作業です。
しかし、勉強仲間と切磋琢磨しあったり、同じ志を持った人の人脈を作りたいという人は、通信講座より通学講座をお勧めします。
以下の記事で紹介しているスタディングという講座は、スマホで試験勉強を完結することができる、次世代型の通信講座です。
この通信講座はユニークで、勉強仲間機能という、同じ講座を受講している生徒内のSNSのようなコミュニティーがあり、同じ志を持った勉強仲間を探すことや、お互いに励ましあうことができます。
通信講座を受講したいが、勉強仲間も欲しいという方は、一度覗いてみてください。

通信講座の受講に向いている人

上記では、通信講座を受講するメリット・デメリットを解説していきましたが、ここではそれを踏まえて、通信講座の受講に向いている人を紹介していきます。
仕事や家事に忙しい社会人や主婦の人
日々仕事や家事に追われて忙しい社会人や主婦の方は、なかなかまとまった勉強時間を取れないと思います。
そんな忙しい人こそ、通信講座を上手く利用して、効率よく合格を目指すことをお勧めします。
忙しい日々を過ごしつつ、独学で合格を目指すのはめちゃめちゃハードルが高いです。
出来るだけ効率よく試験に合格したい人
「回り道したくない!」
「余計な時間を費やさず、できるだけ最短で合格したい!」
という方には、通信講座がおススメです。
通信講座では、既に進むべき道が提示されています。後は、ひたすらゴールに向かって突き進むのみです。
費用をできるだけ抑えたい人
通学講座にすると、どうしても高額なお金がかかってしまいます。
しかし通信講座であれば、元々の値段設定もリーズナブルなところが多いですし、全額返金制度や、合格祝い金制度など、数々の得点を用いてる講座もあります。
プロの講座を受けたいが、できるだけ費用は安く抑えたい、という方には通信講座がおススメです。
通信講座の受講に向いていない人

以下のタイプの人は、通信講座の受講に向いていない人です。
試験勉強にお金をかけたくない人
今までも試験勉強は自力でやってきているので、できるだけ試験勉強にはお金をかけず、自力で頑張りたい人もいます。
その様な人は、そもそも受験勉強は独学でやるもので、お金をかけて勉強するものではないと思っている方が多いです。
もちろん家計の事情もあると思いますが、少しでも出費をしたくない方に通信講座はむきません。
一人で勉強するより、勉強仲間と切磋琢磨した方がパフォーマンスがいい人
一人でもくもくと勉強を進めるより、勉強仲間と、互いにモチベーションを高めながら勉強していった方が絶対自分に向いている!と思う方は、通信講座に向きません。
上記で紹介したスタディングの通信講座のように、例外的に勉強仲間を作れるような機能を提供している通信講座もありますが、基本的に通信講座は勉強仲間を作る機会はありません。
もしあなたが、志同じ仲間と勉強した方がモチベーションが上がる人であれば、通信講座ではなく、通学講座をお勧めします。
以下の記事では、話題の予備校(通学講座)を7校ピックアップし、それぞれ詳細に解説しています。数あるオプションから予備校を精査したいという方は、是非チェックしてみてください。

短期的な目標は無く、気長に勉強して合格を目指す人
もしあなたが、効率よくできるだけ短い期間で合格を勝ち取りたいのであれば、是非通信講座を受講することをお勧めします。
しかし反対に、特に短期で合格する目標は無く、趣味程度に勉強をして自分のペースで合格を目指したいという方は、お金も勿体ないので、通信講座を受講する必要性は特にありません。
独学であっても、気長に勉強をして、それなり時間をかければ合格することはもちろん可能です。
なので、長期目線で自分のペースで勉強したい方は、通信講座ではなく、独学で頑張ってみてください。
以下には、僕が独学で行政書士試験に合格するまでの道のりや、勉強法を書いた記事を貼っておきますので、興味のある方は読んでみて下さい。


まとめ
今回は、行政書士試験合格のために通信講座を受講するメリット・デメリットや、通信講座の受講に向いている人・向いていない人をそれぞれ解説していきましたが、自分に通信講座が合っているかどうか、何かヒントは得られましたか?
この記事を読んで、通信講座に興味が出てきた方は、是非上記で紹介している各通信講座の記事をご覧ください。
それでは最後に、今回の記事の要点をまとめました。
<行政書士試験合格を通信講座で目指すメリット>
●思考停止状態で、ひたすら突き進むことができる
●時間を大幅に節約することができる
●場所・時間を問わず、自分のペースで勉強を進めることができる
●(通学講座に比べて)費用が安い
●安心を買うことがができる
<行政書士試験合格を通信講座で目指すデメリット>
●費用は掛かるが、合格の保証はない
●(通学講座と比べて)一人で勉強を進めていくため、孤独を感じやすい
<通信講座の受講に向いている人>
●仕事や家事に忙しい社会人や主婦の人
●できるだけ効率よく試験に合格したい人
●費用をできるだけ抑えたい人
<通信講座の受講に向いていない人>
●試験勉強にお金をかけたくない人
●一人で勉強するより、勉強仲間と切磋琢磨した方がパフォーマンスがいい人
●短期的な目標は無く、気長に勉強して合格を目指す人