コラム

行政書士は中卒・高卒でもなれる?チャンスを掴むためにすべきこと

「中卒や高卒でも行政書士になることはできる?」

「しばらく試験勉強から離れていたから、勉強を続けられるか不安・・・」

この記事にたどり着いた方は、おそらく上記のような疑問や不安を抱いているのではないでしょうか。

現在の日本は、時代は変わりつつあると言えど、やはり学歴を重視される学歴社会です。

しかし、中卒や高卒の方でもあきらめる必要は全くありません。行政書士のような国家資格を取得することができれば、一発逆転は可能です。

今回この記事では、中卒や高卒でも行政書士になることはできるのか、また、中卒や高卒の方が行政書士になるメリットや、チャンスを掴むためにすべき事を解説していきます。

<以下の事項に当てはまれば、この記事が参考になります>

●中卒や高卒の方で、行政書士の資格を取得し、一念発起を考えている

●試験勉強にブランクがあり、一歩が踏み出せない

行政書士は中卒・高卒でもなれる?<行政書士試験の受験資格>

まず初めに、行政書士試験の受験資格をみていきましょう。

<行政書士試験の受験資格>

年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。

ということで、行政書士試験に必要な受験資格などは特に決められておりません。

よって、中卒や高卒のあなたでも行政書士試験を受けることはできます。

余談ですが、例えば社会保険労務士や税理士、司法試験などは受験資格が定められていますので、他の資格も気になるという方は注意が必要です。

行政書士試験に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。試験の詳細について興味のある方は覗いてみてください。

【行政書士試験完全ガイド】難易度・合格率からおすすめ勉強法まで本記事では行政書士試験の概要から合格率、難易度、おすすめの勉強法まで分かりやすく解説しています。まさしく、行政書士試験のパーフェクトガイドです。 ...

行政書士は中卒・高卒でもなれる?<行政書士としての登録>

行政書士になるには、行政書士試験に合格した後、行政書士として登録をしなければなりません。

そして、行政書士として登録するには、以下の事項(欠格事由)に該当しないことが条件となります。

<行政書士法二条の二> 
次の各号のいずれかに該当する者は、前条の規定にかかわらず、行政書士となる資格を有しない。
一 未成年者
二 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
三 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなってから三年を経過しない者
四 公務員(中略)で懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から三年を経過しない者
(以下省略)

もし、上記のどれかに該当するようなことがあれば、その該当から外れるまで待たなければなりません。

特に問題の無い方は、行政書士の試験に合格次第、行政書士として登録・開業することができます。

行政書士の主な仕事

それではここで、行政書士とはそもそもどんな仕事ができるのか、簡単に見ていきましょう。

<行政書士の仕事の一例>

●建設業許可の申請

●風営法関係の許可申請・届出(飲食店やキャバクラ等の許可申請)

●外国人の在留資格の許可申請(いわいるビザ申請)

●自動車の登録申請(陸運局の前に行政書士事務所がよくあります)

上記からわかる通り、行政書士は、お客様の依頼を受けて、お客様の代わりに各許認可申請等の書類を作成し、それぞれの役所へ提出するビジネスがメインです。

また、行政書士は「権利義務」や、「事実証明」に関する書類も作成して、その手数料を得ることができます。

たとえば、「各契約書の作成代行」や、「示談書作成代行」等の業務に特化したビジネスを行っている行政書士は多く存在します。

これらの仕事に興味のある方は、行政書士を目指してみる価値はあるかもしれません。

以下には、行政書士とは何かという事を詳しく解説した記事を貼っておきますので、もっと行政書士のことが知りたいという方はご覧ください。

行政書士とは?その全貌を現役行政書士が徹底解説!行政書士とは?その全貌を現役行政書士が徹底解説します。少しでも行政書士という職業に興味のある方、必見です!...

中卒・高卒の人が行政書士の資格を取得するメリット

それでは、以下に中卒・高卒の人が行政書士の資格を取得するメリットを紹介していきます。

1.学歴に関係なく、行政書士事務所の看板を掲げられる

行政書士の資格を取得すると、当然ですが学歴関係なく行政書士事務所を開業することができます。

日本は学歴社会です。今までは学歴のせいで不利な立場に立ったことも少なからずあるのではないでしょうか。

しかし、一度国家資格を取ってしまえば、もう学歴に縛られることはありません。

東大卒のエリート行政書士も、中卒の元ヤン行政書士も、行政書士という土俵に立ってしまえば同じなのです。

むしろ、「あの人は高卒(中卒)なのに行政書士でバリバリやっている。すごい!」と、一目さえ置かれると思います。

不利な境遇から這い上がってきたことを逆手にとって、行政書士としてガンガン活躍していけたら最高です。

2.収入を大きく伸ばすことができる

行政書士として開業すると、中卒・高卒として普通に就職して働くよりも、おおきな収入を得られる可能性があります。

中卒の平均年収 3,805,900円 (平均年齢50歳)

高卒の平均年収 4,236,500円 (平均年齢44歳)

引用:賃金構造基本統計調査

一方、行政書士の平均年収は約600万円といわれています。

この金額は、一部の行政書士がこの平均収入の額を押し上げており、大半な行政書士はそこまでは稼げないのではないか、ともいわれています。

もちろん、行政書士として開業したからといってすぐに仕事が舞い込み、大金を稼げるということはありません。

しかし、自ら事業を起こすことになれば、頑張り次第で収入は青天井です。

学歴が低いが故に、手取りの給料が低くなってしまっていた人にとっては、今までの収入より大きく稼げるチャンスが手に入ることは大きなメリットです。

以下の記事には、僕が未経験で行政書士事務所を開業してから、どのくらいのスピード感で稼いできたのかを詳しく書いています。興味のある方はご覧ください。

annual income
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3.国家資格者という肩書は何かと便利

行政書士は、国家資格者ということで国から信用を担保されています。

なので例えば、行政書士として事業を行っていると言えば、銀行から借入れる際の属性は高くなります。

属性は高ければ高いほど、銀行は安心してお金を貸してくれます。

例えば、公務員は属性が高い職業の最たる例です。

また、例えばクレジットカードの審査や、家を借りる際の保証会社の審査が通りやすくなるなど、いろいろな場面でそのメリットを享受できます。

4.さらに難関な資格をめざすことができる

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行政書士の試験は、「法律系試験の登竜門」といわれています。

その行政書士試験に合格できるということは、法律の基本的な知識は会得しているはずです。

更に、試験に合格することで大きな自信もつくでしょう。

そうなると、更に難関な資格を目指すことも十分にできると思います。

行政書士試験の勉強がきっかけで、更に上の資格を目指してみたくなれば、司法書士試験や司法試験予備試験などにチャレンジしてみても良いでしょう。

行政書士試験に合格することによって、視座が高まるのは大きなメリットです。

中卒や高卒の人が、行政書士試験に合格するためにすべき事

上で説明している通り、行政書士は学歴・経歴関係なく誰でもなることができます。

中には、試験勉強や勉強そのものから長い間離れて、ブランクがある方も多いのではないでしょうか。

そこで以下では、中卒や高卒の人が行政書士になるためにすべきことを紹介します。

1.勉強を習慣化する

長い間勉強から離れていた人は、まずは毎日勉強する習慣を付けましょう。

最初は短い時間でもいいと思います。大事なことは、できるだけ毎日勉強を続け、それを習慣化することです。

試験に合格する方法はとてもシンプルで、正しい勉強法で毎日繰り返し勉強をすることです。

歯磨きと同じで、毎日続けていればそれは必ず習慣となり、勉強をやらない日は逆に気持ち悪くなります。そうなったらこっちの勝ちです。

毎日勉強する習慣をつけることを最優先させましょう。

2.モチベーションを維持する方法を学ぶ

慣れない試験勉強を続けていくと、やる気が出ず、勉強に手がつかないという日が必ずやってきます。

そこで、自分なりに勉強のモチベーションを保つ方法を作るといいです。

例えば、僕が受験生の時は、行政書士試験合格者の合格体験記を読んだり、既に行政書士として成功している方のブログを読み、自ら勉強のモチベーションを高めていました。

以下の記事では、行政書士試験に合格する人の特徴や、数人の合格体験記を載せていますので覗いてみてください。

ちょっとでもモチベーションが上がるきっかけになれば幸いです。

行政書士に合格する人の4つの特徴とは?合格者の体験記も紹介!行政書士試験の受験者の中には1発で合格する人もいれば、3回、4回とチャレンジしても受からない人もいます。この違いは結局何なのか?今回の記事では、行政書士に合格する人の特徴にフォーカスを当てました。...

3.周囲と比較しない。今どれだけ勉強できるかが重要

比率でいうと、中卒や高卒で行政書士試験に合格する人より、大卒以上で行政書士試験に合格している人の方が多いでしょう。

確かに大卒以上の人は、試験勉強慣れをしていたり、日々勉強することが習慣になっている人が多く、比率でいうと大卒以上の人の合格率が高くなってしまうのは仕方がないと思います。

しかし、基本的に行政書士試験の科目は、行政法や民法などの法令科目で構成されており、多くの受験生は学歴関係なく、初学者の状態から試験勉強を始めます。

なので、大卒だから行政書士試験に有利であるということはないのです。むしろほとんどの受験生は同じスタートラインから勉強を始めます。

上記の理由からも、「自分は中卒(高卒)だから…」と周囲と比較することは何の意味もありません。

経歴・学歴は試験の合否に何も関係がありません。今どれだけ勉強できるかですべてが決まります。

4.勉強に自信がなければ通信(通学)講座を受講すべき

もしあなたが勉強そのものに長いブランクがあり、勉強を進めていく自信がなければ、独学より通信講座や通学講座を受講して、行政書士試験に臨むことをオススメします。

もちろん、時間に余裕があり、やる気があれば独学で合格することも可能です。僕自身、独学で一発合格しました。

しかし、勉強に自信がないのにもかかわらず、無理に独学で進めると、無駄に遠回りをしてしまい、多くの無駄な時間を費やしてしまう可能性があります。

なので、相当な時間を勉強につぎ込む覚悟があり、独学で合格する気満々な人以外は、講座を受講すべきだと思います。

それでも「絶対独学でやってやる!」という心意気の方は、以下の記事をご覧ください。独学で勉強していく手助けになると思います。

猛勉強
【行政書士の独学勉強法決定版】試験に一発合格した勉強法教えます行政書士試験の勉強法について、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?本記事では、実際に僕が行政書士試験を独学で一発合格を果たした勉強法を書きました。合格に必要な勉強法を模索中の方、必見です。...

また、通信講座で勉強を始めたい!という方に向けて、以下に各通信講座を紹介した記事を貼っておきますで、よろしければご覧ください。

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行政書士が選ぶオススメ14社!行政書士の通信講座【2020年版】 「行政書士の講座ってたくさんあって、どれを選べばいいか分からない」 「巷にあふれる通信講座ランキングは本当にあてになる...

まとめ

今回は、中卒や高卒の人に向けて記事を書いていきましたが、少しは参考になりましたでしょうか?

僕自身、学生時代は全く勉強をせずに、最初は高校も進学しませんでした。

その後、気を取り直して17歳の時に大検を取得し、結果大学に進学をしましたが、大学に入れば入るで、毎日遊び呆けていました。

そんな僕でも、行政書士試験に合格し、現在は行政書士としてお金も稼げていますので、学歴なんか気にする必要は全くないと思います。

この記事を読んだことで、少しでも多くの方が一歩先へステップを踏み出せるきっかけになれば幸いです。

最後に、以下にこの記事の要点をまとめました。

<中卒・高卒の人が、行政書士の資格を取得するメリット>

●学歴に関係なく、行政書士事務所の看板を掲げられる

●収入を大きく伸ばすことができる

●国家資格者という肩書は何かと便利

●さらに難関な資格を目指すことができる

<中卒・高卒の人が、行政書士試験に合格する為にすべき事>

●勉強を習慣化する

●モチベーションを維持する方法を学ぶ

●周囲と比較しない。今どれだけ勉強できるかが重要

●勉強に自信がなければ通信(通学)講座を受講すべき

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