コラム

【行政書士の求人の実態】使用人行政書士のメリット・デメリット

「行政書士 求人」

僕は行政書士で独立開業する前、このワードで何度もググりました。

いきなり開業するんじゃなくて、ちょっと実務経験を積んでから独立した方が良いのではないか?という疑問が何度も頭に浮かんだからです。

結局僕は試験に合格してからいきなり独立開業の道を選んだのですが、今回この記事では行政書士の求人の実態について書いていきたいと思います。

また、僕なりに使用人行政書士としてどこかの事務所に働く際のメリット・デメリットをまとめましたので、行政書士として働き口を探している方や、独立開業か使用人かで迷われている方はよかったら参考にしてみてください。

興味がある方は、僕が行政書士として独立開業してから、ある程度稼げるようになるまでの時代についてまとめた以下の記事もご覧ください。

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行政書士の求人の実態

行政書士の求人は巷でいわれている通り、求人数は他の業種と比較して少ないです。

僕が行政書士になったのは2016年ですが、当時から僕の住んでいる東京都でさえも数は多くありませんでした。

当時と比べたら少し増えているのかな?という印象ですが、やはり数としては少ないと思います。東京でさえ数が少ないのであれば、地方では相当厳しいのではないかなと。

行政書士の求人が少ない理由としては、行政書士事務所の大半は1人で切り盛りしている事務所であり社員を雇う需要が少ないから、また行政書士事務所の仕事は専門性が高く、例えば一般事務職のように広く募集がされていないから、という理由があります。

そのため、当初の僕を含め多くの行政書士は経験不足もしくは未経験のままで独立開業に踏み切ります。

未経験で独立開業してうまくいけばいいのですが、経験不足が足を引っ張り廃業に追い込まれる方がいるのも事実です。

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使用人行政書士とは

冒頭でも少し触れましたが、使用人行政書士とは行政書士試験に合格して行政書士会にも登録をしている行政書士で、他の事務所に雇用されてる行政書士の事を言います。

また、行政書士の求人を探していると「補助者募集」と書いている求人をよく見かけますが、補助者は行政書士資格のない一般の方でもなることができます。

補助者は文字どおり行政書士業務の補助をしたり、事務作業や経理などを行います。

使用人行政書士として働くメリット

以下、使用人行政書士として働くメリットをまとめました。

1.実務経験を積むことができる

2.固定給がもらえ、廃業のリスクが無い

3.人脈ができる。孤独感がない

1.実務経験を積むことができる

これは特に将来行政書士として独立開業を志しているならば一番のメリットになります。

上にも書きましたが、多くの行政書士は経験不足のまま独立開業に踏み切ります。しかし、実務経験をしたことがないので、営業することもままなりません。

僕自身最初は、実務経験がなく自信がない→営業がうまくできない→売上が上がらないという負の連鎖に陥りました。

就職した先の行政書士事務所で実務が学べれば、最初のスタートダッシュが全然違います。経営ノウハウがあれば、同時期に開業した人たちを一足飛びに超えていくことができます。

2.固定給がもらえ、廃業のリスクが無い

毎月決まった固定給がもらえ安定が保証されるということは、リスクをできるだけ回避したい方のプライオリティーです。

もちろん、就職した先が潰れない保証はないですが、自分で思い切って独立開業するよりも廃業のリスクは少なく、安心感が全然違います。

固定給がもらえ安心ももらえるということは、雇用される最大メリットです。

3.人脈ができる。孤独感がない

人脈ができるということも、将来行政書士として独立開業を目指しているのであれば大きいでしょう。

少なくとも就職先の関係事務所とはつながりますし、将来、使用人として働いていた事務所が対応できない案件を振ってもらえることがあるかもしれません。

また、個人事業主あるあるですが、開業して一人で事務所でもくもくと作業するのはなかなか寂しいものです。

同僚がいる職場で働けるのも、とくにあなたが寂しがり屋ならメリットになります。

使用人行政書士として働くデメリット

使用人として働くメリットがある一方で、デメリットもあります。以下まとめました。

1.給料がそれなり

2.自分のやりたい業務ができない可能性

3.独立のタイミングを失うことも

1.給料がそれなり

今回僕が使用人行政書士の月給を調べてみたところ、大体18万円~30万円くらいが相場でしょうか。

少々開きがありますが、おそらく都心の事務所か地方の事務所か、また取り扱う業務によって開きが出てくるのだと思います。

比較するべきか否かは置いておいて、やはり独立開業して稼いでる行政書士とは収入面ではかなり差が開きます。

大きく稼ぎを伸ばしたいのであれば、遅かれ早かれ独立開業は必要なってくると思います。

2.自分のやりたい業務ができない可能性

これは働く事務所にもよると思いますが、特に大手事務所で多くの業務を扱っている場合、自分が望む業務をすぐにできない可能性があります。

外国人の在留資格関係の仕事がしたいと思っていても、建設業の許認可関係の仕事を任せられる可能性もあるという事です。

3.独立のタイミングを失うことも

独立開業をするためにはもちろん事前の準備も必要になりますが、ある程度の思い切りの良さとタイミングも重要になってきます。

多くの行政書士は(ほかにチョイスがないので)未経験のまま独立しますが、一度使用人行政書士として就職して安定した地位を経験することにより、独立のタイミングを作るのが難しくなってしまう可能性も十分にあると思います。

結果、求人している行政書士事務所を探すべきか

上記には使用人行政書士として働くメリットやデメリットを上げていきましたが、僕個人の意見としては、遅かれ早かれ独立の意思があるのであれば、使用人行政書士として就職する必要はないと思います(もちろん、最初から使用人を希望している方は就職すればよいと思います)。

僕としては一度使用人として働いたら、独立するタイミングを逃しそうで怖いです。初志貫徹できればいいですが。

また、上記の使用人として働くメリットでは「実務経験を積むことができる」という項目を挙げましたが、現在はインターネットで情報が溢れているので、いくらでも実務を行う上での有益な情報は自ら見つけ出すことができます。

更に踏み込んでいえば、実務に詳しい行政書士の方に有料でコンサルタントを受けるという方法があります。

もちろん、受ける前にコンサルの優劣は精査しなければなりませんが、僕はある方のコンサルを受けて実務を覚え、仕事を取りました。

個人的にはコンサルタントを受けることは最短で実務を覚える最良の方法だと思っています。(僕はコンサルをしている方の回し者ではありませんのでご承知おきを)

少々話がずれてしまいましたが、使用人行政書士として働くか独立開業するか迷っている方が、この記事を見て何か自分なりにいいアイデアを思いつくことができたなら、これ以上嬉しいことはありません。

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